Moon Silk ~きものギャラリー~

よく見かける以外なアレで着物を綺麗に管理収納しましょう


 

着物の収納というと、どんなイメージを持ちますか?
みなさんしっかりとした高級な桐タンスにしまわれているのを想像すると思います。しかも、それぞれがたとう紙に包まれている状態をイメージする方がほとんどではないかと思います。
しかし、実際にはホームセンターで売っている身近で安価なもので収納することができます。気づくと小物を含めて色々と増えてしまいがちな着物用品ですが、簡単かつ便利な収納方法をご紹介いたします。

桐ダンスは必ず必要なのか?

答えは、別に無くても大丈夫です。透明なプラスチック製の衣装ケースで十分です。
筆者も実際にプラスチックの衣装ケースにしまってますが、カビが生えたりしていませんし、虫が付いたりもしていません。きちんと畳んでからしまっていれば変なシワがつくこともありません。ただし、あまりたくさんいれ過ぎてしまうと重みでケースがたわんでしまい、出し入れがしにくくなってしまいます。できれば1段ずつ売っているもので、ある程度作りがしっかりとしているものがオススメです。もしウールなど虫が心配であれば防虫剤を一緒に入れておくとよいでしょう。そして着物は3つに折りたたむと綺麗におさまります。
衣装ケースを使うメリットは、礼装用、夏用、カジュアル用など、シーンによって分けて収納できることです。ケースの外側から色味を確認することもできますので、いちいち引き出しを開けることも、外側にラベルを貼ることも、全部の着物を出す必要もありません。着物の出し入れは重くて大変なので、出さなくても確認できるのはとても便利です。